リゼクリニックは脱毛専門のクリニックですが、脱毛しか行っていないから専門と言っているわけではありません。専門性の高い優れた『正しい脱毛』を行っているからこそ、堂々と専門と謳っている。そして、私たち看護師もプライドを持って日々働いています。
「脱毛=単調でラクな作業」というイメージを抱く人がいるかもしれません。しかし実際に施術を行う看護師に与えられる役割は非常に大きく、責任は重大です。可能な限り要望を叶えるため、患者さまの声に耳を傾けることを大切にしています。“〇〇して欲しい”という思いがあっても、口に出せない方が殆どです。ですので、施術中は積極的にコミュニケーションをとり、患者さまの気持ちや要望をくみ取る事を大切にしています。
全ての要望を叶える事が出来れば一番ですが、時には患者さまの意に沿わない対応をしなければならない時があります。例えば、肌状態により施術が行えないと判断した場合、“なぜ行えないのか”“行った場合どの様なリスクが起こりうるのか”を、ご納得いただけるまで説明し、その日は施術をせずお帰り頂くことがあります。機械のパワーを下げ施術する事も出来ますが、それでは本来の効果を得る事は出来ません。お金をお支払いいただいているからこそ、中途半端な対応はせず、最高の治療を提供したいのです。
それは、自分たちの技術に自信があり、プライドをもち仕事をしているからこそ出来る事だと思います。
リゼクリニックにいらっしゃる患者さまは、病気を患っているわけではなく、より美しくなりたいと願っている方々なので、サービスと技術に対して自ずと望む水準が高いように感じます。看護師は、ただがむしゃらに照射をするのではなく、「患者さまがとくに気になさっている部位を探り、そこを念入りに照射する」「患者さまが不安にならないよう、照射の際にお声がけする」など、患者さまの気持ちに寄り添う配慮が求められます。
「うなじの形を整えつつ、脱毛ではなく“減毛”を狙う」といった高い技術を求められることもあるので、日々のスキルアップが欠かせません。大変ですが、患者さまのために努力を積み重ねていくことが、自信や充足感を高めてくれる気がします。
患者さまから「丁寧に照射してくださり、痛みもなく、安心して体を預けることができました。今後も楽しく通院を続けられそうです」とメールをいただいたときは、これ以上ないほど嬉しかったのを覚えています。
私が看護師長という立場で業務を行っていて、特に悔しいと思うことは、せっかくリゼクリニックに入職してもやりがいを見いだせなかったスタッフが辞めてしまうところです。私は「ひとつできるようになったら、次!」というように、常に次の課題を与えることを意識しています。そのことが、“患者さまへの寄り添い力”や“照射スキル”のアップ、そして、最終的にはやりがいにもつながると思っています。
「大事にされている」という自己肯定感を持ってほしいから、精神面のケアも忘れません。そのスタッフが、何度指摘しても同じミスを繰り返す場合は、私の伝え方が悪いわけですから、どういう伝え方をすれば理解してもらえるのかを真剣に考えます。部下を叱り飛ばすのは簡単ですが、それは自分をコントロールできていないだけで、上司としては決してプロとは言えない、と私は考えています。
スタッフは皆、年齢も社会人経験も異なりますが、クリニックを良くしようという目標に向かって、一丸となって頑張っています。何より大きな強みは、自分だけでなく周りの事も忘れず配慮できるということでしょう。困っていたり、忙しそうにしているスタッフがいたりしたら、必ず誰かが声をかけるし、患者さまの様子も敏感に察知して、さまざまなサービスに転換しています。
サービスに転換した例のひとつとして、ビーソフテンという保湿ローションの販売開始が挙げられます。脱毛を行う上で保湿はとても大事なのですが、患者さまから「どんな保湿剤を使ったらいいのかわからない」という声をいただくことが多く、私たちも「何かいい保湿剤を提供できないだろうか」と考えていたのです。
肌が潤っていると、脱毛の効果が出やすくなり、肌トラブルのリスクを回避することができます。今は、「いずれ、さらなる美肌を目指せるオリジナルのローションを作れたらいいな」という目標を掲げています。
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関東を中心とする2院で看護師長を務める。リゼクリニック最長、入職5年目の看護師。
「『正しい脱毛』をプライドを持って提供をすることはもちろん、看護師長としてより広い視点でクリニック全体を見ることを大切にしています。」