入職から8ヶ月たった日、カスタマーサービスセンター立ち上げに伴いスーパーバイザー候補を全国のクリニックスタッフから募集することになったんです。その募集を見た時に、直感で「やってみたい!」と思いました。新設部署の立ち上げに関わってみたかったのはもちろん、新人教育に携わることは、私の夢でした。今思えば、すごく短絡的な理由かもしれないですが、とにかく“楽しそう”という直感を信じ、立候補しました。
カスタマーサービスセンターは東京の本部での勤務となるので転居が生じますが、転居する事に迷いはなく、募集を始めたその日の夜には応募の意志を伝え、面談の日取りまでが確定しました。もちろん、コンシェルジュとして勤務した京都四条院のメンバーと離れる寂しさはありましたが、新たな事にチャレンジできる楽しみの方が勝っていました。
立ち上げ当初は私一人でしたので、心細く感じたり、戸惑ったりする事も少なくなかったですが、その後新たなメンバーの配属も決まり、そのような思いは無くなりました。実は、そのスタッフは私と同期で遠慮なく意見し合える関係なので、今は大きな支えとなっています。お互い協力し合いながら、一日でも早く「カスタマーサービスセンター」という部署を整備し、会社の戦力になれる様に試行錯誤しながら日々勤務をしています。
こうした充実した日々を送れていることからも、異動を決めた自分の直感は正しかったと思っています。
今後カスタマーサービスセンターは、全国のリゼクリニックの全ての電話を受けられる規模に拡大をしていく予定です。何十人とオペレータースタッフが増えた時、スタッフ全員が質の高いサービスを提供できるようにする事も、私の大切な役目であると考えます。
電話はお互いの表情が見えない為、声だけで相手に良い印象を与えるという事は容易ではありません。
敬語の使い方ひとつでもそうですし、例えば、「~かもしれません」「~だと思います」という言葉遣いは、自信がなさそうな印象を持たせ、不安に感じさせてしまいますよね。
電話をしてくださった方に対し、“リゼクリニックに相談して良かった”“クリニックに行く日が待ち遠しい”そんな風に感じてもらえる対応が出来る様になることを、教育の目標としています。
新人教育を行う過程において、私は怒るという事はそこまで必要だとは考えていません。だから、私の指導方法は傍からみたら“甘い”と思われるかもしれません。
問題が起こった際、なぜこうなってしまったのかを振り返り、どこが間違っていたのか、いけなかったのか原因を突き止めていく。原因がわかればあとは解決方法を考えればよい。その過程を一緒になって考える事が、指導をする上で一番大切な事だと思っています。
また、職場の雰囲気やその時の精神状態は、患者さまの対応中、どんなに気を付けていたとしてもふとした瞬間に出てしまう事がありますし、患者さまにも伝わってしまいます。
なので、私は常に“仕事が楽しい”“もっと頑張ろう”と思ってもらえるような雰囲気作りを大切にしています。
私たちカスタマーサービスセンターは、初めに患者さまと接し、クリニックの印象を決める大切なポジションです。すなわち、自分たちの印象がクリニックの印象・患者さま満足度に直結すると言っても過言ではありません。また、初診予約を受けているという意味では、クリニック全体の売上にも大きく影響する部署でもあります。
—いかなる質問にも答えられる様な知識を身に着け、一本の電話で全ての悩みを解消できるようになること。
—患者さまが悩んでいるときに、そっと背中を押してあげることができるようになること。
これがリゼクリニックの目指す、カスタマーサービスセンターです。
そのような1つひとつの行動を積み重ねて信頼関係を築くことで、患者さまが抱える悩みや不安を伺うことができ、結果的には満足に繋がると考えています。
覚えなくてはいけない知識や、工夫しなくてはいけないコミュニケーションの方法など、日々勉強の連続ではありますが、患者さまの安心した声や、ご来院を楽しみに思う気持ちをお伺いできた時には、非常に大きなやりがいを感じます。
現在は、リゼクリニックより安価な脱毛サロン・クリニックが山ほど存在します。
そのなかで、リゼクリニックでは強引な勧誘・営業は行わず、患者さまにとってベストな提案を行うという方針を開院当初から守り続けています。だからこそ私たちは価格だけで勝負するのではなく、スタッフの質・技術の質を高める事で多くの方に支持してもらえるクリニックでありたいと考えます。
そして、カスタマーサービスセンターも、リゼクリニックの支持に繋がる要のような存在になれるよう、これからも精進します。
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京都四条院のコンシェルジュとしてリゼクリニックに入職。8ヶ月間の勤務を経て、新設部署であるカスタマーサービスセンターの立ち上げに志願し東京に転居。現場責任者として、日々後輩の育成にあたっている。
「カスタマーサービスセンターは、最初に患者さまと接するクリニックの見えない“顔”。クリニックの印象を決める重要な部署であるという自覚と責任を強くもち、日々働いています。」